粒界拡散合金法(ジスプロシウム/テルビウム)
- newfavor
- 2021年8月4日
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粒界拡散合金法(Grain Boundary Diffusion)は一般にGBDと略称されました。
少量の重希土類を使用して高い保磁力と高い作動温度を高める技術ため、ジスプロシウム、テルビウムなどの重希土類元素は成形されたネオジム鉄に付着させてから、熱処理と低温焼戻し処理で重希土類を磁石中の結晶粒の隙間に沿って磁石内部に拡散させました。
この技術は残留磁束密度が弱い場合に、保磁力(Hcj)を大幅に向上させることができます。二合金法でSH~AH記号と比べて、粒界拡散合金法のほうが重希土類を効率的に機能させ、コストメリットもあります。

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